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2007年1月 9日 (火)

道しるべ

道しるべ、今はナビがあれば必要ないし、
 道路には歩く人にはデカ過ぎる看板が立っている。
   こんなデカイもの必要か?
     ゆっくり運転すればもっと小さくて良いんじゃないか?
       周りの風景の邪魔にもならないしね!

昔の道しるべは、今見るとなんとも奥ゆかしい。
  車社会では忘れ去られていってしまうだろうかと
   心配になってしまう。

そんな道しるべの一つを今回は紹介します。

私の住むまちは信州と佐久へ向かう時に丁度分かれ目となる。
 今回のものは佐久へ向かう途中にある。
  宿場町を抜けて、若宮八幡宮を抜ける、すると古くからの集落に入る。
  そこには、道祖神などもあって趣がある。

 ふっと、目をやると、小さな石造物が・・・。
  何か掘ってある。

    右さくば道
    左さく郡道

 何て、親切な道標なのだろうか?
   「右にいっちょし!田畑だよ!間違えちょしね!
           佐久にいくじゃぁ、左の道を行けしね!」
    *「右に行っちゃダメだよ!そっちは田畑しかないよ!間違えちゃダメだよ!
         佐久に行くんだったら、左の道を行くんだよ!」
       というのを甲州弁でいえばこんな感じ。
       ネイティブじゃないので間違ってたらゴメンナサイ。
 
そんなささやきが聞こえてきそうである。

 そんな道しるべの残っているこのまちは素敵ですよね!
Douhyou_1

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