火の見櫓~石水~
歩いていてると、意外と目に付く「火の見櫓」。私の生まれ育った東京ではほとんどお目にかからなくなったものの一つです。今回は穴山の石水の火の見櫓を見て感じたことを…。
火事から地域を守る大切な役目を担っていました。今では半鐘を鳴らすこともないのでしょう。それだけ、防火体制が整ったということなのかもしれません。それでも、火の見櫓は大切なのです。なぜなら、古くからのまち並みを火事から守ってきたのだから…。まち並みだけではなく、地域の文化を守ってきたのです。
火の見櫓のある風景は文化を大切にしてきた「あかし」ともいえるのではないでしょうか? 火の見櫓に小さな看板が付いていたので、見てみると、半鐘の鳴らし方で地域の皆さんに伝える内容を変えていたことが分かります。地域の共通言語がそこには記されていたのです。
まち並みの守り主、「火の見櫓」が各地域にある私の住むまちは素敵だと思う。
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