農鳥と農牛
農鳥で思い出したのですが、たしか農牛が鳳凰三山に現れるはず、
農鳥がダメなら、農牛はどうだろうかと…、鳳凰三山を見てみると…。やはり雲の中…。
これまでに何気なく撮り貯めた画像をチェックすると、ありました!観音岳のTOPの真下に黒いものが…。これが農牛らしいです。撮影日は4月29日でした。
さて、農牛が現れる頃に苗代の籾播きを穂坂地区では行なっていたらしいです。そして、水の少ない穂坂地区の鳥の小池にはこんな伝説があります。
穂坂地域をはじめとする茅ヶ岳山麓の村の人々が、鳳凰山へ雨乞いへいきました。すると山の神様が、農鳥と農牛に命じて穂坂地区に夜の間だけ池つくらせたのです。でも、農鳥が朝が来るのを告げるのを忘れて、農牛は山に帰る期を逸して、石になってしまったのです。そこから牛池という名前と鳥の小池という名前が付いたのだそうです(『韮崎市の民話伝説』を要約)。
遠くに見える山の変化をみながら農のタイミングをとる、自然と対話をしながら生活していたことが伝承とはいえ、伝えられている私の住むまちは素敵だと思う。
あまりにも何気なく撮った写真なので、画像があれまくっていて分かりにくいですね。ご勘弁くださいね。
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