甘利山の伝承~赤牛伝説~
昨日の甘利山の伝説のことをもう一度調べてみました!
話しはこんなこと・・・
「昔、塩川の藤井平の下条村にお婆さんが住んでいたんだけど、ある時頭に角がはえてしまって、それが恥ずかしくて、高松山を越して、釜無川をこして、鷹ノ田に隠れたのだけど。。。さらに奥深いさわら池に赤牛となって住むようになったそうです。ある時、甘利山の麓の甘利さんという偉い領主の子どもがさわら池で赤牛に飲み込まれて行方不明になってしまったそうです。おこった領主はさわら池の赤牛を池から追い出しました。赤牛はその後、大笹池に逃げ込みましたが、最終的には能蔵池に住み着くようになったとさ。」
人を飲み込むような牛がいるわけないし、人の頭に角がはえるなんて・・・。
確かに、その通りなのです。でも、ちょっと調べてみるといろんなことが分かってきます。
鷹ノ田もさわら池も大笹池も標高千メートルという高いところに水が豊富にあるところなのです。
甘利山は山麓の生活に欠かせない水をいつも提供してくれています。
そして、昔はそんな池や山に雨乞いに行っていたようです。
甘利山のさわら池の伝説は、きっと甘利山が資源が豊富で大切な山だったことや、雨乞いの対象になるほどに神秘的な場所・・・、そんなことがあって、伝説が生まれたのではないでしょうか?
山々にはやはり神様が住んでいるのでしょうね、そんな山々に囲まれ見守られているそんな私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。←参加してみることにしました♪クリックお願いしますね!
ちょっとがんばって資料を作ってみましたが・・・、地元でないと分かりにくいですよね・・・。
« 甘利山の伝承 | トップページ | 大きな木~プラタナス~ »
「この山知っているけ?」カテゴリの記事
- 富士山(2012.01.05)
- 甘利山~ツツジの季節~(2007.06.12)
- 甘利山~ツツジの季節2~(2007.06.13)
- 甘利山~ツツジの季節3~(2007.06.14)
- 農鳥は見えていた…(2007.06.18)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント