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普段は、扉の内側で静かに、世の中を見守っていらっしゃる願成寺の阿弥陀如来さまに、お会いすることができました。
大きくも、優しい朗らかな眼差しを感じます。
この阿弥陀如来さまは、国の重要文化財なのだそうで、鎌倉時代のはじめごろに作られたものです。京都の仏さまたちにも勝るとも劣らない素晴らしいものじゃないかと思います。
にらさきにこの阿弥陀如来さまがいらっしゃるのは、きっと甲斐源氏「武田家」の元祖、武田信義さんが、いたこととも関係があるのでしょうね。
ところで、9日(土)から山梨県立博物館で「甲斐源氏-列島を駆ける武士団-」という展示会が開催されるようです。なんと、この阿弥陀如来さまもお出かけになるとか・・・。
優しい朗らかな御仏に守られている私の住むまち「にらさき」は素敵だと思う。
江戸時代の明暦の頃(17世紀中頃)、信州の机村出身の年老いた女性が、幼い子と一緒に甘利にやってきて住み始めたようです。女性はなくなる時に、秘蔵の絵を永岳寺に寄付しました。この絵は願いをかなえてくれることで有名となり、遠くからもその御利益に預かろうと多くの人たちが訪れました。
そんな言伝えのある永岳寺の不動堂の跡地には、建物を支えていた礎石が並んでいます。
丸い穴が柱の穴なのでしょうね。
ちなみに、永岳寺の由緒書の中には不動堂について「天文の頃に武田信玄が建立した道場だ」と書かれているようです。
建物はなくなってしまっているけど、それを支えてきた痕跡が残り、そのいわれが地域で語り継がれている、そんな私のすむまち「にらさき」は素敵だと思う。
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