文化・芸術

2010年9月30日 (木)

庚申って

さて、庚申塔は「こうしんとう」と呼ぶようです。
庚申塔は、中国から伝来した道教と関係のある庚申信仰によって建てられた石塔のことでで、庚申講を3年間(18回)続けた記念に建立されることが多いようです。

庚申講は、人間の体内にいるという三尸虫(さんしちゅう)という3匹の虫が、寝ている間に悪事を告げ口しに行くのを防ぐために、夜通し眠らないで宴会などをしたのだそうです。
ちなみに、3匹の虫は・・・、

①上尸:青古(せいこ・導師の形)といって、耳を聞こえなくさせたり鼻詰まりなどの災いをもたらす虫
②中尸:白姑(はくこ・獣、狛犬のような形)で神経衰弱や胃腸障害や心肺の障害等を引き起こす虫
③下尸:血尸(けっし・牛の頭が着いた足)で精力減退や足の病等をもたらす虫

どんな宴会・・・、講をしていたのでしょうね。2ヶ月に1回の宴会を3年間続ける信仰・・・。なんだかフシギな信仰ですね。

先人たちの願いを感じることのできる私の住むまち「にらさき」は素敵だと思う。

2010年3月15日 (月)

住む町のこと本に載る!

書店で見つけた本の中に住んでいる町のことが載っているとなんだが誇らしくもあり、うれしくもありますよね。

昨日、出会った本の中に、見つけてしまいました。
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本のタイトルは『日本の美術 土偶とその周辺』ⅠとⅡで2冊ものです。
タイトルだけ見るとなんだが、専門書みたいなイメージですが、開いてみると写真がたくさん使われていて、書いてあることも、専門的なことなのでしょうが、親しみやすい表現をしてありました。
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載っていたのは、坂井遺跡の手を広げ、お尻が大きくてまさに安産型とでもいいたくなるような土偶です。
もう一つです!後田遺跡の仮面を付けたかのような土偶で、やっぱりお腹が膨らんでいるところを見ると、新しい生命を宿しているんだろうな~と感じることのできるものです。

この2つの土偶、昨年の秋には大英博物館に日本代表選手団の一員として出かけてきたらしいのです。そんなものが韮崎にあったなんて・・・。

先人たちの新たな生命への祈りを感じることのできる私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。

少子化問題・・・子供への信じられない親の行為・・・。
新しい命を授かることへの願いや子供の無事を願う気持ちの表れている太古の昔の土偶。
なんだが、考えさせられてしまいますね。

そうそう、順調にいくとobeは9月末に親になりそうです。ま~そんなこともあって土偶というものに興味を持ってしまいました(笑)

2009年7月19日 (日)

土偶を作ってみました!

昨日に引き続き、今日は土偶作りをするということなので、参加しちゃいました。

参考にしたのは坂井遺跡の土偶です!
まん丸の顔に、おちょぼ口、そして可愛い目をしています。
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そんでもって、obeが作成したものは写真の右端です!
なかなかのものでしょ!

さて、土偶は妊婦さんを表現しているということです。きっと、丈夫な赤ちゃんが生まれてくることを祈りながら作ったんじゃないでしょうか?

さて、土偶を見て、「ハニワだ!」とカン違いされる方も多いと思いますが、ハニワは亡くなった方に対して作られたモノですが、土偶は新たな命に対して作られたモノだそうですよ。

小さな体験かもしれないけど、参加する機会のある私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。

2009年7月18日 (土)

土器作りを見学

Sdokidukuri よく出かける私の住むまちの博物館で、縄文土器を作るということで見学に・・・。

もう、3回目くらいの挑戦だという女の子が本物の縄文土器を見本にしながら、作り上げていきます!


形が出来上がったら、模様を付けて完成なのですが、どうやって模様を付けたのかをお母さんと一緒に考えて付けていました。
きっと縄文人も親子や師弟関係の中で、土器作りのノウハウを伝えていたんじゃないのかな~と感じました。
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次世代に文化を伝えるシーンに出会える私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。ブログランキング・にほんブログ村へ←参加しています。。。。

2009年3月22日 (日)

節句の展示♪

私の住むまちの博物館で節句の展示がはじまりました♪今日はオープニングということで、親子で雛飾りを作ろうという会があると、広報に書いてあったので、ちょっと覗きに行きました!
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お蔵が上に乗っかっている古民家の中で、楽しそうに作っていました。

作品を撮らせてもらいました!
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それぞれ表情は違いますが、どれもみんな楽しそうな笑顔のひな人形さんでした。

東京にいた頃は、3月3日にお祝いしていたのですが、こちらでは旧暦で4月3日にお祝いすることがあるようです。桃の節句ですから、4月3日の方が合っていますよね~。

そういえば一日雨でしたね・・・。とはいってもちょっと暖かい春らしい雨で、本当に春が近づいているんだな~と感じてしまいました。

子どもたちの笑顔と雛飾りの笑顔のあふれる私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。ブログランキング・にほんブログ村へ←雛人形のような笑顔になります?

そうそう昨日遅くに帰宅したら、八代家住宅のイベントを企画されている皆さんから、エコバックが贈られてきました!八代家住宅とそこに住む甲斐犬がイラストに入っていました。いろいろなイベントを考えて運営するのはとても大変なことだと思いますが、がんばっている皆さんがとなりまちにいるのは、誇らしいことです♪

2009年2月21日 (土)

茅葺の民家でお神楽と獅子舞

八代家住宅のイベントへ行ってきました!八ヶ岳おろしがすごかったですが、それでも午前中よりは風も弱まっていました。

到着した頃には、すでに大勢の方々がお見えになっていました。
「奥へどうぞ!」といわれるままに、奥へ・・・。
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まずは獅子舞です。
五穀豊穣などを祈っています。
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その後はお神楽ですが、子どもお神楽教室のかわいらしいくも堂々とした奉納です。
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次は子どもお神楽教室の卒業生による奉納です。
迫力があり、まさに奉納にふさわしいな~と感心・・・。
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さらには、お神楽を守り続けている保存会の方の舞いです。この舞であれば、岩も開くだろうと思うくらいに優雅でありつつ、凛としていました。

その後も獅子舞やお餅ツキなどの楽しいイベントが開催されていました。
趣のある民家で、趣のある伝統芸能を楽しむことができました。それと、それぞれのお神楽の意味を説明していただけたのも勉強になりました!

イベントを開催するにはたくさんの人たちの力が必要なはずです。そんな力を感じることのできたイベントでもありました!

八代家住宅、本当に近いんですよね~。素敵な民家のあるまち北杜とお隣の私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。ブログランキング・にほんブログ村へ←本年も参加してみようと思います。

さてさて、明日に向けてこれから一仕事です。イベントでパワーをいただきましたから、がんばります。そういえば、スタッフでマスクをつけている方がちらほら・・・、風邪でしょうか?早く治して、楽しい企画をまたしてくださいね。

2009年2月14日 (土)

春一番!

すごい風が吹きましたね~、ついでに2月とは思えない暖かさ!

今日は、新府城の近くの隠岐殿遺跡の見学会に行ってきました。
そこで見かけた、なんとなくほほえましいな~と感じだショットを紹介です。
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お母さんと子供2人が仲良く手をつないで遺跡の見学をしています。お子さんたちはどんなことを思ったのでしょうね?(まだ、難しいかな~)
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こちらは、学識の高い犬さんです。
「ん・・・、なるほどな~。そんなことが分かるのか~」と感心しているように見えませんか?

大切な遺跡の中身ですが、古墳時代の村や戦国時代の屋敷(境内)が発掘されたということです!戦国時代といえば、この場所は新府城のあるところに近いです。やはり城下町が作られ始めていたのでしょうか?ワクワクしちゃいます。

風が強かったですが、多くの人(お犬さまもおりました)が訪れていました。

ホノボノとした風景に出会え、そして歴史のロマンを感じることのできる私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。ブログランキング・にほんブログ村へ←本年も参加してみようと思います。

遺跡のことの紹介はコチラのブログが参考になるかな~⇒コチラ(昨日も紹介した気がしますが・・・)

2009年1月18日 (日)

祭りのあと・・・

またまた、滞っていました。なんだか、今年もバタバタしそうな・・・。
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さてさて、見学することができなかった道祖神祭り、その祭りの後はどんな感じなのかと、歩き回ってきました!
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鍋山地区を歩いてみましたが、今まで気が付かなかった道祖神さんと出会ったりで、なかなか楽しいブラブラ歩きでした。
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道祖神さんだけじゃなくて、
「見ざる、聞かざる、言わざる」の3猿の彫刻された石造物にも出会いました!

そして、お天神講さんに参加していた子供たちにも出会いました。
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いろいろとその子たちに、鍋山と北宮地を案内してもらいました♪

道祖神祭りを今でも行っている私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。そして、まちを案内してくれる子供たちのいる私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。ブログランキング・にほんブログ村へ←本年も参加してみようと思います。

子供たちはいろいろなことを知っているんですよね~。まちのこと、一番知っているのは子供たちなのかもしれないな~。そんなことを感じた一日でした♪

2008年12月28日 (日)

お餅つき~大公寺さんで~

新年といえば、「鏡もち」を思いつく方も多いのでは?

今では、コンビニでも気軽に買うことができますよね。お餅をつく方も餅つき機を使う方が多いのではないでしょうか?

臼と杵を使って、餅つきをするところが見てみたいと思っていたところ、大公寺さんで餅つきをするという情報が!ということで、本日は餅つきを見学しました。

「よいしょ~!よいしょ~!」
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と、力強く杵が打ち下ろされます。みるみるうちに、蒸し上げたもち米が餅になっていきます。
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ふと、笑い声が・・・。
臼さんが、なにやな微笑んでいるんです。たたかれて痛いはずなのに!餅が出来上がっていくのを喜んでいるかのようです!そして、年に1回の出番も楽しんでいるようです!
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臼の中の餅をこねる女性に、
「どうだ、美味しそうだろ!僕のおかげだよ!」と訴えています(笑)お餅をつく音が境内に響き、臼の笑顔に出会えるお寺さんのある私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。ブログランキング・にほんブログ村へ←参加してみることにしました♪クリックお願いしますね!

お昼にご馳走をいただき、お餅までいただいちゃいました!
午後ももう2臼つくということだったので、お手伝いをさせていただきました。貴重な文化体験でした!
ありがとうございました!!

2008年12月 6日 (土)

天神祭り-武田-

本日は昨日の雨がうそのように快晴でした。
さて、本日、「おてんじんまつり」が神山町武田で開催されました。

子どもたちと保護者の方々が集って・・・、
男の子と女の子のグループに分かれて、習字で
「天神天満宮」
をみんなで完成させていきます♪
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それから、竹に「天神天満宮」をつけて、村の中の道をとおって、泉勝院さんと諏訪神社さんのお天神さまの祀られている祠までいき、習字を奉納します。
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お天神様は菅原道真(すがわらみちざね)さまで、学問の神様です。子どもたち、習い事が上手になるようにお祈りをしたようです。
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ところで、この小さなお祭り、12月25日か1月25日に開催されていたようで、5色の紙の小旗を作って、それに「奉納天満天神」と書いて、梅の枝と一緒に天神さまに奉納していたようです。そのあとは食事や合唱などをして遊んだようです。(久々に『韮崎市誌』で調べてみました)

少しずつ形を変えつつも、地域に伝わるお祭りがおこなわれている私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。ブログランキング・にほんブログ村へ←参加してみることにしました♪クリックお願いしますね!

そうそう、いつも仲良くしてくれるお子さんたちもいて、遊んでもらいました。さらには、ケーキまでも皆さんといただきました。ご馳走様でした!

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